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うつ病と診断されたら|一人で悩まず周囲の助けを借りよう

診断の基準

カウンセリング

うつ病は様々な症状がみられるため、ほかの病気の症状と似ていることがあります。そのため、うつ病を診断するのは難しいのです。医師はどのような症状がみられるかということをしっかり確認し、うつ病かどうかを診断します。頭痛やだるさはないかという身体的なことから、気分が落ち込んだり集中力がないなどの精神的なことなど、様々なことを聞き取ります。本人からはもちろん、家族からもいつ頃症状が出始めたかということを確認します。思い当たる原因がないか、どのようなときに症状がみられるか、睡眠・食欲はどうかなど、確認事項はたくさんあります。これらを踏まえつつ、本人の様子も診ながら、うつ病であるかどうか診断します。

うつ病と似ている病気も多々あるので、診断が難しいことがありますが、うつ病の診断に関する国際基準も二種類あります。その中でも、診断の時に大きく9つの項目を確認することが多いようです。やはり身体的・精神的の両方の面から質問し、そのうちいくつの項目に当てはまるかということで診断されます。自分を責める傾向はないか、死について考えることはないかということも確認します。気持ちが落ち込んだり、イライラしてしまうことはないかという項目もあります。女性の場合、症状が似ているため更年期障害かと思う方もいるようです。症状だけで思い込まず、やはり医師の判断を仰ぐ必要があります。無気力になったり、思考力が低下することもあるので、仕事に支障がでる場合もあります。本人が気付かないということもありますので、周りが異変を感じたらすぐに診察をすすめましょう。身体的な症状だけで判断せず、精神的な面や周りからみた変化を医師に細かく伝えるようにしましょう。

そして、うつ病と一言で言っても様々なタイプがあります。どのタイプのうつ病なのかということを慎重に診断し、今後の治療法を決めていきます。ときには精神療法を中心とした治療法を提案されることもあります。自分を責めてしまったり、精神的な面での症状が強くでたりなど、うつ病でもそれぞれ違いがあります。うつ病のタイプによって治療法は変わってきますが、薬物療法を中心としたもの、精神療法と組み合わせていくものなど、それぞれに合わせて医師が診断します。症状を詳しく話して、家族が感じた変化なども伝えることで、どのタイプのうつ病かということがわかります。きちんと医師と相談し、今後の治療法を決めていきましょう。治療は短期で終わるものではなく、長期間続けていかなければなりません。この治療をずっと一人だけで頑張るのはとても辛いものです。そして、うつ病を克服してもまた発症するケースもあります。職場に復帰して、ハードな業務をこなしていくうちに、また発症しているということもあり得るのです。そうならないためにも、環境を改善することも必要ですが、できない場合でも家族や周囲の人のサポートにより克服していくことができます。治療して克服した後も、お互いに思いやりながら過ごしていくことで変わっていきます。